卒業シーズンが終わると、ランドセル、教科書、ノート、絵の具セット、鍵盤ハーモニカ、習字セットなど、大量の学用品の処分に頭を悩ませる保護者の方も多いのではないでしょうか。この記事では、学用品の品目別の正しい処分方法から、ランドセルのリメイク・寄付・売却方法まで、卒業後に役立つ情報を網羅的に解説します。

ランドセルの処分方法

6年間使ったランドセルは思い入れがあるものの、そのまま保管し続けるとスペースを取ります。処分方法は大きく5つあります。

1. ゴミとして処分する

自治体の「可燃ゴミ」または「粗大ゴミ」として処分できます。革・合皮・ナイロンなどの素材は可燃ゴミで出せる自治体がほとんどです。金属の留め具やバックルがあっても、そのまま可燃ゴミとして出せるケースが多いですが、自治体によっては金属を外すよう求める場合があります。サイズ基準で粗大ゴミに分類される場合の費用は200〜400円程度です。

2. ランドセルリメイク

革を再利用してミニチュアランドセル、キーケース、ペンケース、財布などに加工するサービスが人気です。

3. 海外へ寄付する

4. 国内でリユースする

5. 記念として保管する

スペースに余裕がある場合は、圧縮袋に入れてクローゼットの上段に保管する方法もあります。革製の場合は乾燥剤を入れてカビ対策をしましょう。

教科書・ノートの処分方法

基本の分別

個人情報の保護

名前が書いてある部分はマジックで塗りつぶすか、該当ページだけ切り取って可燃ゴミへ。住所や電話番号が記載されたプリント類も忘れずに確認しましょう。

教科書を捨てるタイミング

各学用品の分別方法一覧

学用品の分別早見表
品目分別区分備考
教科書・ノート資源ゴミ(古紙)名前部分を塗りつぶす
ランドセル可燃ゴミ / 粗大ゴミリメイク・寄付も検討
鍵盤ハーモニカ不燃ゴミ / 可燃ゴミ内部に金属リードあり
リコーダー可燃ゴミ(プラ製) / 不燃ゴミ自治体による
絵の具セットプラ容器→プラゴミ、チューブ→可燃中身は使い切るか拭き取る
習字セット可燃ゴミ / 不燃ゴミ硯は不燃、筆・墨は可燃
彫刻刀不燃ゴミ刃にキャップをつけて出す
裁縫セット不燃ゴミ / 可燃ゴミ針・はさみは不燃、布は可燃
体操着・上履き可燃ゴミ / 資源回収状態が良ければ後輩に
通学カバン可燃ゴミ金属パーツは外す自治体も
筆箱(プラ・布製)可燃ゴミ金属製は不燃ゴミ

鍵盤ハーモニカの処分方法

小学校で使う鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)は、内部に金属製のリード(音を出す振動板)があるため、分別に迷いやすい品目です。

鍵盤ハーモニカのリユース

吹き口を新品に交換すれば衛生的に問題なくリユースできます。きょうだいへの引き継ぎや、音楽教室への寄贈も検討してみましょう。メルカリでは500〜2,000円程度で取引されています。

絵の具セット・習字セットの処分

絵の具セット

習字セット

処分のタイミングとコツ

よくある質問(FAQ)

ランドセルは何ゴミ?

多くの自治体で「可燃ゴミ」または「粗大ゴミ」として処分できます。金属の留め具がある場合でも、可燃ゴミとして出せる自治体が大半です。サイズ基準(30cm以上)により粗大ゴミ扱いの場合、費用は200〜400円程度です。

ランドセルを寄付する方法は?

ジョイセフ、クラレ「ランドセルは海を越えて」プロジェクト、NGOワールドギフトなどが寄付を受け付けています。状態が良いものに限られ、送料は自己負担(1,500〜2,000円程度)です。海外の子供たちに届けられます。

教科書・ノートは資源ゴミ?

はい、教科書・ノートは「古紙(雑誌類)」として資源ゴミに出せます。名前が書いてある部分はマジックで塗りつぶすか、そのページだけ切り取って可燃ゴミに出しましょう。ビニールカバーは外してからプラゴミへ。

鍵盤ハーモニカの捨て方は?

本体はプラスチック製のため「可燃ゴミ」または「不燃ゴミ」(自治体による)。吹き口やホースはプラゴミ。中の金属リード部分があるため、一部の自治体では「不燃ゴミ」扱いです。状態が良ければ後輩やきょうだいに譲る、フリマアプリで売ることも可能です。

ランドセルのリメイクとは?

使い終わったランドセルの革を使って、ミニランドセル、キーケース、ペンケース、財布などに加工するサービスです。費用は5,000〜30,000円程度。思い出を形として残せるため、卒業記念品として人気があります。「ランドセルリメイク」で検索すると複数の工房が見つかります。